不安気な男性

高血圧にはクエン酸と胚芽米が効く

高血圧は、血管壁にコレステロール等が付着して血管が狭くなったり、血中の塩分等の濃度が上がり血液がドロドロした状態になることで起こります。血液が流れにくくなると、体中に血液を送るために、体は自然と血管内の圧力、すなわち血圧を上げるようになります。生活習慣を変えずにいると、血管内にできた血栓が脳や心臓や肺に到達し脳卒中、心筋梗塞、肺血栓等を引き起こしますし、血液がドロドロした状態のままでいると、腎臓病や糖尿病等にかかりやすくなります。
血圧を下げるには、まず塩分を控えることが必要です。塩分控えめの食事は物足りないものですが、レモン汁やお酢等を加えると少しの塩分でもしっかりした味に仕上がりますね。実はこの酸味はクエン酸で、味をしっかりさせるだけではない、重要な働きをしています。まず、血管内にこびりついたコレステロール等を掃除してくれます。それから、食事から摂った糖分を分解してエネルギー源に変えるためのクエン酸回路になくてはならないものです。クエン酸回路がうまく回ると、血液は弱アルカリ性を保ちサラサラとしてきますし、乳酸が体内にたまりにくくなるため、疲れにくい体になります。またクエン酸は、血圧を上げる酵素ACEの働きを抑制するので、高血圧にはうってつけの成分と言えます。
また、胚芽米の胚芽に含まれるギャバは、ストレスを軽減してアルファ波を出しやすくするリラックス効果が有名ですが、ストレスも高血圧の主な原因の一つです。また、ギャバには腎臓を強くする働きもあるので、塩分の排出がスムーズになり、その結果血中の塩分を減らすことにつながります。
この他にも、イモ類やバナナ、コーヒーに含まれるカリウムや、海藻類に含まれるアルギン酸は塩分の排出に役立ち、しいたけのエリタデニンは肝臓のコレステロール代謝を助け、玉ねぎやニンニクのにおい成分アリシンは血液をサラサラにします。